■ダイヤモンド富士を見るためには

ダイヤモンド富士とは、富士山の山頂部分に太陽が重なる現象の事を言い、晴れた日の朝と夕方、太陽と富士山の延長線上で見ることができ、まるでダイヤが輝いているように見えます。

それでは、いつどこで見れるのでしょうか？勘だけを頼りにしては見ることはできません。撮影ポイントから見える山頂の角度と方角、太陽の軌道から計算しないといけませんが、そんな難しい計算はできないという人がほとんどでしょう。しかし、それを簡単に計算してくれる『カシミール３D』というソフトを使えば、すぐに計算してくれます。

自分が撮影するために目安として作ったダイヤモンド富士カレンダーを少しずつですが掲載しますので参考にしてください。年によって日時が前後するので修正してください。

少しガスっていて富士山が見えないときでも、太陽が富士山にかかればその姿を現すことがあります。多少天気が悪くても、諦めなければ見ることができるかもしれません。

田貫湖や山中湖など、逆さ富士で見るダイヤモンド富士のことをダブルダイヤモンド富士といい、多くのカメラマンが撮影しに訪れます。特に田貫湖では、西岸に何百人もの人々が待ち構えています。（写真中）田貫湖では4月中旬と8月中旬ごろ、山中湖では2月中旬と10月下旬ごろに見ることができます。大変に混み合うので、早めに到着する必要があります。