富士登山日記

    10回目 2007年8月25日(土)〜26日(日)
    登山道:御殿場口登山道<夜間登山> 下山道:御殿場口下山道 御来光ポイント:御殿場口7合7勺(?)

★仕事の後の富士登山


今回で登山回数も2桁となる10回目の富士登山は、25日に伊豆・湯河原の郵便局へ工事に行ってきたので、近くまで来たついでと明日がお山じまいということもあり、富士登山することにした。

7回目の登山となるりょうわ君は、前日から用事があるために電車で合流することとなった。仕事の片付けをしていた、15:10りょうわ君が湯河原の現場に到着。少し待っててもらって15:30湯河原を出発、箱根越えをして御殿場に入る。夕食をとり、カインズホームと コンビニで買い物をして、18:30御殿場口新5合目に到着(1440m)。仮眠をとって、20:17登山開始。


新5合目駐車場から見た夕暮れの富士山



★疲れたまって思わずうたた寝

人気も少なく、しかも夜間登山だから人も少ないだろうと思ったら、駐車場にはたくさん車が停まっていた。下山してくる人やこれから登る人たちが結構多かったのが印象的だった。20:30、5合目・大石茶屋に到着して(0.42km・1520m)、新しい焼印が押された金剛杖を1本購入し、20:40出発した。

6月に双子山に登った時みたいに砂礫で結構滑るのかと思ったが、コースを辿れば思っていたよりもしっかりと踏み固められていて、とても歩きやすかった。月明かりの中を延々と歩いて、22:00ようやく5合5勺・次郎坊に到着(2.50km・1920m・13.2℃)。ここでしばらく夜景撮影をして、22:30出発。

次郎坊を過ぎると道は勾配を増し、所々砂礫もゆるい所があり、滑ってペースがどんどん遅くなっていく。延々と続くつづら折を登っていき、日付も変わった1:04、旧5合目である山小屋跡を通過(5.34km・2590m)。そして1:49、6合目手前にある小屋のそばで2回目の夜景撮影を行う(6.11km・2775m)。2:20出発して、2:306合目小屋跡を通過、3:22やっと山小屋のある7合目・日の出館に到着した。しかし、もうこの時期には営業はしておらず、トイレも閉まっているようだ。小屋の前で10分ほど休憩して出発した。


5合5勺・次郎坊から月影に映る双子山


5合5勺・次郎坊から見た山頂と宝永山


暗闇の中、明かりはヘッドライトと月明かり

登っていると疲れと眠気に襲われ、3:467合4勺・わらじ館の風除けできる所で5分ほど休憩しようとしたら、いつの間にかりょうわ君共々眠ってしまい、気が付けば4:10になっていた(7.65km・3090m)。4:25営業していた7合5勺・砂走館でトイレ休憩をとる。ここで東の空がうっすらと赤く染まり始め、登っていると明けの明星が」一際明るく輝やいていた。

4:457合7勺(?)・山小屋跡に到着(8.28km・3230m)、5時ごろ御来光の時間と聞いていたのでここを撮影ポイントに決めた。上の赤岩八合館の前にも次第に人が並び始めて、5:08雲の向こうから御来光の瞬間がやってきた。5:467合9勺・赤岩八合館に到着して(8.57km・3290m・9.1℃)、しばらくベンチで休憩。ここで荷物を預けて身軽となり、6:22山頂に向かってアタック開始


夜明け直前の空


5時8分・御来光


山小屋の廃墟と御来光



お山しまいだからか結構混雑してた山頂

★下見を兼ねての大砂走り

6:458合目・見晴館跡に到着(9.02km・3390m)、倒れていた柱に座って休憩してると、疲れと暖かさが伴って睡魔に襲われる。またまた仮眠をとって7:38出発、なんか今回は仮眠ばかりとっていると思いながら登っていき、8:55山頂・銀明水に到着(10.12km・3710m)。駒ケ岳経由で奥宮に参拝して、鳥居のところで登頂記念撮影。剣ヶ峰のほうを見ると、馬の背の真ん中辺りからずっと並んでいるのが見えたので、剣ヶ峰には向かわずに少し休憩してから下山することにした。

9:21下山開始、荷物を預けてきたので足に負担かからず、楽に下っていくことが出来た。10:30赤岩八合館に戻り、朝食をとって休憩。麓からは昨年の村山口の時と同様に、ドーンドーンと爆音が聞こえてきた。この日、東富士演習場で陸上自衛隊の最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」が行われて、約1時間半の演習で、約39トン、約3億1000万円相当の弾薬が使用されたそうだ。

11:39出発して、砂走館で今年限定の「宝永山300年」の焼印を押してもらい、12:31視界不良の中で大砂走りに突入。宝永山の横を通り過ぎ、はっきりと道筋が残る御中道を横断して快適に下っていき、13:24旧下り2合8勺・須山口下山歩道分岐に到着。来年か再来年に須山口チャレンジしようと思っているので、今回下見をすることができてよかった。このときは視界が良くなってきたが、悪い状態のままだと分かりずらい様なのでもっと下調べが必要だと思う。

長かった大砂走りも終わり、13:325合5勺・次郎坊に戻る。ここで休憩をとることにして、13:50大石茶屋に向かって出発。

ダラダラと長く真っ直ぐな下山道に少し飽きを感じながら、ふと双子山に目を向けるとずいぶんとツアー客っぽい集団が下山していた。双子山って結構人気があるのだろうか・・・?14:04大石茶屋に到着、荷物を入れるだけで休息は取らずにすぐに出発して、14:15新5合目駐車場に無事帰ってくることが出来た。


視界不良だが軽快に大砂走りを下っていく


単調な下りに少し飽きを感じ始める


やっと大石茶屋が見えた・・・あと一息


無事に下山、おつかれさま!



★10回目の富士登山を終えて

車に乗り、汚れた体を洗い流すため御殿場市おんせん会館に向かうことにした。だが国道246号線に出る道などが混んでおり、駐車場で少し仮眠をとってから 行けばよかったと少し後悔。御殿場ICの所まで来ると渋滞の理由に納得、事故などで25kmの大渋滞が起きていた。温泉で体を洗い、時間ぎりぎりまで仮眠 をとって、東京に帰った。

今回も無事に登頂することができ、登頂回数も記念すべき10回目という節目を迎えることができた。この先どれだけ登ることが出来るかわからないが、これか らも夏には富士山に登っていきたいと思う。とりあえず、これからの当面の目標は精進口登山道・船津口登山道・須山口登山歩道の登頂を目標にしたいと思う。 ただ船津口は通れるのだろうか・・・?麓のほうは大体分かっているだが、中盤〜後半にかけての情報が全然見当たらないのでリサーチに時間がかかりそうだ。



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