富士登山日記
   23回目 2016年7月11日(月)〜12日(火)
    登山道:スバルライン口登山道<夜間登山> 下山道:御殿場口下山道 御来光:スバルライン口9合目・迎久須志神社下

今回も焼印収集に加え、元祖室の干支焼印がコンプリート。そして今年は申年なので、山頂の奥宮と久須志神社で限定御朱印の授与を目的で行ってきた。早朝自宅を出発し、青梅の仙元宮の灯篭、奥多摩湖そばの浅間神社、山梨県に入り小菅村の石碑や浅間神社等を経て富士山麓へ。

買出しをして、16:00ごろに富士山北麓駐車場に到着。仮眠して、19:00のシャトルバスに乗り込みスバルライン口5合目へ。5合目は人が少なく、いる人も外人さんだらけだった。日本人は自分だけ?


奥多摩町境の浅間神社


小菅村小永田の浅間神社


西湖・竜宮洞穴

20:30、富士山保全協力金を支払い登山開始。去年は北斎のバッジだったが、今年は通行手形風の焼印だった。登り始めようとすると、ふと登山口の分岐の先で下っている人を発見。声を掛けてみるも、どうも届いてないようだ。協力金のお兄さんに報告したら追いかけて行って、結構下の方で追いついたようだ。この下りは確か麓に下山する道じゃなかったと思うから、遭難する前に気が付いてよかった。

出発時の気温16.0℃最大瞬間風速3.8m/s、Tシャツ姿で心地よく進む。泉ヶ滝を過ぎて、登りに入ると多少汗をかくぐらいだ。21:11、6合目に到着するが、何か違和感がする。毎年流れている注意喚起のスピーカーが流れていないのか。妙に静かだと思った。

21:25、6合目を出発。今日は本当に登っている人が少なく、快適に登っていく。22:28、7合目花小屋に到着。今年も花小屋の焼印は変わっていないようだった。今年からipadを使い始めて、現地でデザイン確認できるようになったから間違えずにすむ。年号が変わる日ノ出館、鎌岩館を押してもらい、次の富士一館でも押してもらおうと思ったが、今日はもう終わってしまったようだ、残念。


泉ヶ滝分岐


6合目・安全指導センターに到着


いつものペースで7合目・花小屋到着

23:18、鳥居荘に到着。このあたりからずいぶん風が出てきた(13.6℃・11.8m/s)。22:28、東洋館では龍の絵が入った焼印になっていた。ここでおにぎりを食べて小休止をする。日付が変わって0:25、8合目太子館に到着。今年も焼印は変わってないのでスルー。

次の蓬莱館は去年からなのか亀の焼印が少しコンパクトになっているので押してもらう。ここで、店員さんや他の登山客の人と暫し雑談する。話は焼印の話になり、下から全部押して来たら一体いくらになるのかという話に。今では須走口以外は300円とかになってるから、通るルートにもよるが7〜8000円ぐらいにはなりそうだ。しかし今、金剛杖は長い奴だけでも20本以上は所有しているわけだから、いったいいくら使っているんだろう…。焼印・金剛杖で軽く10万円は超えているだろう、20万円いくかな?

気を取り直して、登山再開する。1:42、白雲荘に到着。ここにはひょうたん型の焼印があるのだが、去年は壊れていて押せず、今年も壊れていて入品予定が明日ということで、タイミングが非常に悪かった。

1:53、ようやく元祖室に到着。12個目の申の焼印を押してもらい、ついに1年遅れで十二支コンプリート!!話によると去年は3人、今年は自分で2人目らしいので、全部集めた人はそんなにいないのではと言っていた。本当はここの天拝宮で御朱印を戴きたかったのだが、どうもここは書置きではなく、神主さんが常駐して書いてくれるらしく、7月17日ごろから1ヶ月間ほどの期間らしい。


7合目・鳥居荘


東洋館で小休止


8合目・元祖室に到着


ついに十二支コンプリート!

元祖室を過ぎると、さらに風は強くなっていく。2:30、本8合目富士山ホテルに到着。気温10.4℃、最大瞬間風速13.8m/sとなり、体感温度は氷点下へ。トモエ館の横の風の当たりにくいところで、食事をして長めの休憩。トイレも済まして、3:18出発。

3:40、8合5勺御来光館に到着、焼印を押してもらいさらに進む。4:23、9合目・迎久須志神社下の鳥居に到着。御来光まであと5分程度なので、ここで待ち構える。4:28、去年と同じ場所で御来光。迎久須志神社の方に登り始めると、かなり強い風が吹いていて、測定すると気温7.4℃、瞬間最大風速23.8m/sだった。


本8合目・大行合、全然人がいない


去年と同じ場所で御来光


迎久須志神社と御来光

強風と飛んでくる砂利と急坂に苦闘しながら登ること40分、5:18、山頂・久須志神社に到着。参拝して、金剛杖に刻印を押してもらい今年限定の丙申御縁年の御朱印を戴く。12年前の御朱印は17cmほどある御朱印だと情報があったので、今回は以前22cmの御朱印を押した手拭いを持ってきたのだが、御朱印帳に収まるサイズだった。

その後、山口屋本店で焼印を押してもらい、奥宮に向かって出発。途中、荒巻では去年同様に暴風が吹き荒れており、測定すると気温5.9℃、最大瞬間風速は驚きの32.5m/s!!ビューフォート風力階級表では、最大12級の颱風に次ぐ11級の暴風に該当していた。


23回目の登頂


今年限定の平成丙申御縁年の御朱印


荒巻で最大瞬間風速32.5m/s!!

6:20、富士山本宮浅間大社奥宮に到着。こちらでも刻印と限定御朱印を戴く。6:48、御殿場口から下山開始する。のんびり下っていくが、9合目過ぎたあたりで少し眠気に襲われる。端によって20分ほど仮眠し、すっきりした所で再び出発する。


富士山本宮浅間大社奥宮に到着


こちらでも平成丙申御縁年の御朱印を戴く


御殿場口から下山開始

8:26、7合9勺赤岩八合館に到着する。ここで朝食にカレーライスを注文する。もちろんおかわりもした。9:06、赤岩八合館を出発。膝に負担を掛けないように慎重に下る。途中、砂走館でトイレを済まして、9:42、7合4勺わらじ館に到着。

ここで去年の登山後に新しく変わった焼印を押してもらう。コテを温めている間に、今まで登った登山道の話や焼印収集の話をしていたら、前に古いコテが出てきたという話がでて、試しに使ってみようということになったが、劣化が激しく別の木材に試し押ししてみたが、文字の部分がうまく押せなかった。コテの文字は「宝永山頂上」「(富士山)六根清浄 御山晴天」というのが何とかコテから読み取れた。

10:15、わらじ館を出発。日ノ出館の前を通過して、大砂走りに突入する。下っていくと、次第に雲に覆われてきて視界が悪くなる。目標物が見えない中30分ほど進み、11:14、5合5勺次郎坊に到着。ここで15分ほど休憩を取る。12:02、5合目大石茶屋に到着。ここで焼印のことを尋ねたが、新しい焼き印はまだ届いていないとの事で、また後日来ることを告げる。12:17、ようやく御殿場口新5合目駐車場に到着する。


赤岩八合館で朝食のカレーライス


わらじ館で古いコテがあったが劣化で使えなかった


視界不良の大砂走り

売店の裏で、汗だくのTシャツだけ取り替え、下山バスが来るのを待つ。12:35のバスに乗り込み御殿場駅へ。乗った直後から疲れですぐに眠って、気が付いたらすでに駅目前だった。御殿場駅で13:05発のバスに乗り、富士山駅へ向かう。

こちらでも乗車後にすぐに眠り、富士山駅の直前で目覚める。降りて次のバスの時間を確認しようとしたら、携帯がないことに気が付く。バスに乗った時点では所持の確認をしていたので、バスの中で落としたということで切符売り場でバスに連絡を取っていただいた。しばらく待ち、落ちていたとの返答が返ってきたので、河口湖駅の切符売り場で預かってもらうことにして、14:40のバスに乗って富士山北麓駐車場に向かう。15:00ごろ駐車場に到着し、すぐに河口湖駅に向かい携帯を受け取る。その後、遅めの昼食をとり、谷村PAで仮眠したのちに帰路に着いた。



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