富士塚・浅間神社を巡る

    あなたの町のミニチュア富士山    

■富士塚とは

江戸時代に浅間信仰の信者が富士講社を作り、江戸庶民の間に富士山信仰が爆発的に広がり、江戸八百八講と言われるほど増えていきました。しかし、当時の富士山は女人禁制であったり、病気など旅が困難な人が多く、富士講社はそのような人々のために、身近な場所に模倣富士山を築造して、誰でも富士参拝が出来るように築いたのが富士塚でした。

現在でも富士講社は存在していて、場所によっては山開きするところも多いです。しかし、震災や事故、都市開発などにより多くの富士塚が消滅しているのが現状です。

それでも現存している中には美しい形状の富士塚もあります。一度は皆さんの傍にある富士塚を訪れてみてはいかかでしょうか。

※このリストには、未確認のもので消滅と書いてあるのもありますが、実際に行ってみると現存していたり、近くに碑石が移動していたりすることがよくあります。そのような情報や、リストにないものの情報がありましたら情報掲示の方へよろしくお願いします。



■富士塚の定義

では、富士塚とはどのような物を指すのでしょうか。これは研究している所によって変わってきますが、聞いた話によると厳格な富士塚は、

1.富士講信者が山を築造し、周りを黒ボク石で固めた物
2.登山道を作り、合目石を建ててあるもの
3.山頂に浅間神社などの祠・石碑を祀ったもの
4.古御岳神社、烏帽子岩、御胎内その他の付属物が設置されている


等々というのが、正式な富士塚だそうです。しかし、このような定義で行うと、地方の富士塚の大半は当てはまらなくなってしまうので、取り残しがないように、当サイトでは以下の物すべてを富士塚としてリストに掲載しています。

1.築山して社殿や石碑を祀ってある物、あった所
2.社や石碑は祀っていないが築山して富士塚・浅間塚など銘打っている物、あった所

3.築山はしていないが『浅間大神』『仙元大菩薩』『木花開耶姫命』など浅間信仰の石碑等がある物
4.富士講信者が築造したもの(すべての富士講碑を含む)
5.自然地形で富士塚・浅間塚・浅間山など銘打っているもの、石碑・祠などがある物


またリストの中には、富士塚とはまったく関係ない浅間神社や、『木花開耶姫命』などを祀っている神社なども掲載もしています。これは取りこぼしなく調査するため、また調査した結果を記載するためリストに載せています。そうすることにより、新たな富士塚の発見に繋げています。

◆木花咲耶姫命の別称
・木花開耶姫命
・木華開耶姫命
・木花之開耶姫命
・木花之佐久夜毘売命
・木花佐久夜比賣命
・木花開耶媛命
木花咲弥姫命
・浅間大神
・仙元大神
・浅間大菩薩
・仙元大菩薩
・神阿多都比売命
・神吾田津姫命
・神吾田鹿葦津姫命
・鹿葦津姫命
・豊吾田津媛命
・桜大刀自神
酒解子神
許乃波奈佐久夜比売命

富士塚リスト

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他県の富士塚



富士講紋一覧



■一覧表の見方

◆地域別リンクボタン
各地域の富士塚の詳細ページに飛びます。地域の分け方は独自のものです。

◆記号の見方
記号がついてるところは、私が来訪して確認したところです。
山が独立して、登山道(参道)があり、社殿や石碑などが祀ってあるもの。→富士塚
自然地形に社殿や石碑があるもの。→浅間山・遥拝地など
山はあるが社殿や祠や石碑が無いもの。→移転、模倣富士など
他の塚山に社殿や祠や石碑があるもの。
塚山はなく、境内や台の上に社殿や石碑などがあるもの。→浅間神社富士講碑・摂末社など
山があるが、登山道はなく、祠や石碑などしかない所。→富士講碑など
山がなく祠や石碑などしかない所。→富士講碑・摂末社など
他の神社に配祀されたもの。→配神・配祀神・相殿神・合祀神
富士塚が消滅し、説明版があるもの。
山岳信仰の木花開耶姫でなく、出産・子育ての神様として祀っている所→子易(子安)神社など
×
富士塚が消滅したもの、存在しないもの、他の神社仏閣に合祀されたもの。
探索したが所在が解らなかったもの
-
探索除外。消滅情報でなおかつ所在地不明、個人敷地内のもの。

◆富士塚の名称
名称のある富士塚
名称の無い富士塚
自然地形の遥拝地
富士講が築造したもの、富士講碑など
消滅してしまったもの

◆所在名・所在地
現存するもしくはしていた場所の名称と所在地です。所在地に関しては、市議会の併合や都市開発により名称が変わります。所在地に貼ってあるリンクはマピオンMAPに飛びます。

◆高さ
基本的には富士塚そのものの高さを表示していますが、自然地形等の場合などは、鳥居(参道)からの比高や、その山自体の標高で表示しています。測量方法は資料の転用もありますが、無かったものは目線の高さを何回登ったかと目測で測っていますので誤差が多少あります。緑色表記は標高です。




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