船津口ルート
   ルート解説A 3合目分岐〜旧登山道ルート
※注意事項(必ず読んで下さい)

・現在、このルートは調査中です。
・現在、ここに書かれている1900m〜2050m付近のルートは調査のための暫定ルートで、実際のルートはもう少し西よりの所の様です。
・登山道は整備の手が入ってなく、基本的に藪漕ぎのルートです。
氷穴など穴の開いている危険な場所があります。
遭難する可能性のある所なので、初心者や登山経験の少ない人の登山はやめましょう
・もしそれでも行きたいという方は、すべて自己責任の上で行なってください。この情報に基づいて行動して事故や損害が起きても、当サイトでは責任を負いかねる事ご了解願います

◆3合目・分岐点〜分岐点(1870m)

3合目・分岐点(1573m・12.71km)を左折して旧登山道に入って行きます。入口の木には、黄色で矢印が書かれています。ここからのルートの木には赤いビニールロープをつけています。

60m進むと沢(1580m・12.78km)があり、渡って対岸に行きます。330m程進むと、道に倒木(1610m・13.11km)が横たわっているので山側に迂回します。紹介するルートは南東に向かっていきますが、国土地理院のルートはここで南に向かうようです。

ルートMAPE

ルートMAPF


赤いビニールロープのマーキング


旧登山道入口の木に矢印(1573m)


沢を渡る(1580m)

倒木から100mほど進むと、登山道脇に色あせた植物が一面に生えるようになります。そして更に100mほど進むと、広場の分岐(1635m・13.32km)に到着します。

ここには3本の道があり、1本目が入ってすぐ右に曲がって西に行く道、2本目が左にカーブして東に向かう広い道、3本目はその途中で右に曲がって南西に向かう道があります。正しいルートは1本目と3本目の道で、2本目は倒木があってその先で道がなくなります。


倒木があるので右に巻く(1610m)


広場の分岐(1635m)

1本目のルートは2〜3mほどの幅の道を登り、3本目のルートは一気に道が狭くなり、道の真ん中の小さな木を避けて登ります。2つのルートは、標高1643mのところで再び合流します。

150mほど行くと分岐点(1652m・13.47km)があり、左に向かいます。右の道は、国土地理院の地図に書かれたルートかもしれません。この先で左に曲がり、進路は東に向かいます。70m東に歩くと分岐点(1668m・13.65km)があり、右へ登って南東に向かいます。


3本目のルートは道が狭くなる


右は国土地理院の道?(1652m)


分岐点を右に(1668m)

轍の跡がある道を登っていき、進路を東に向かいます。道は次第に蛇行するように南に向かって登っていきます。道はどんどん狭くなり、人ひとり通れる幅しかなくなります。踏み跡を辿っていくと、途中で藪漕ぎ(1750m・14.26km)に突入するところがありますが、国土地理院の地図の右に迂回する道が正解のようです。

次第に道幅が広くなり、分岐点(1795m・14.53km)があるので左に曲がります。道は狭くなり、ゴツゴツした溶岩流の急坂を登ります。

木の枝を掻き分け、登っていくと左にカーブしていき、東南東を向くあたりで傾斜がなくなります。このあたりに分岐点(1870m・14.79km)があります(目印に倒木に赤いビニールロープが着いています)。

真っ直ぐ行く道は間違いのルートで、すぐに3mほどの溶岩流地帯があるのが目印です。正しいルートは右に折れて、南に登っていきます。


藪漕ぎの道(1750m)


分岐を左に登って行く(1795m)


分岐の倒木に赤いビニール(1870m)



◆分岐点〜4合目・精進口ルート合流点(2060m)

※ここからは調査のための暫定ルートで、正しいルートから最大で80mほど東にずれていると思われます。

分岐点を南に向かって踏み跡を辿って登っていくと、途中から南南西に向きを変えて1890mまで登ります。正規ルートはこのまま南南西に向かうようです。3回目の調査では、踏み跡を辿って4合目に向かいました。(獣道の可能性有り)

踏み跡は南に延びていて、藪漕ぎしながら登っていくと、途中に昔の登山者が捨てていった空缶があります(ずいぶん古いタイプのコーヒー缶でした)。1930m付近から南南西に向かい登っていきます。


分岐を右に折れて登る(1870m)


整備されていない藪漕ぎの道


昔の登山者の空缶(1920m)

130mほど進むと藪漕ぎが終わり、見通しのきく林(1960m)に変わります。幅の広い谷間になっていて、南に進んでいくと倒木(2020m)が散乱しているので右に巻きます。その先でまた溝路に倒木(2028m)があるので左に巻いていきます。


見通しのいい林に変わる(1960m)


倒木地帯を右に巻く(2020m)


倒木地帯を左に巻く(2028m)


小御岳氷穴第2・第3(2045m)

倒木を巻いて登っていくと、正面に小御岳氷穴第2・小御岳氷穴第3(2045m)があります。氷穴は垂直の縦穴なので、近づいて落ちないように気をつけてください。

氷穴の手前の倒木をくぐり、氷穴の右側を登っていきます。その先で、倒木が倒れて道を塞いでいます。倒木の左脇を通り、先端から倒木に登って超えていきます。反対側には氷穴があるので、落ちないよう気をつけてください。


倒木の先端の上にあがる(2050m)


倒木の先端にある氷穴

20m先にまた氷穴があり、この辺りから山小屋の残骸が目立ちます。すぐ先にも氷穴があり、そのすぐ上には小御岳氷穴第1(2058m)があります。この右を登ると4合目・精進口ルート合流点(2060m)に到着し、山小屋跡の目の前に出ます。


小御岳氷穴第1(2058m)


4合目・精進口ルート合流点(2060m)


4合目・山小屋跡



◆4合目・精進口ルート合流点〜スバルライン口5合目(2305m)

4合目から20分ほどで森から抜けて(16.44km・2180m)、背丈ほどの木々の間を抜けていきます。

途中の登山道脇には長方体の石造物(16.59km・2205m)が転がっています。倒れていて、木々が周りにあったので、何の石造物かは確認できませんでした。


森を抜ける(2180m)


謎の人工石造物、石碑?(2205m)


車止め柵から石畳が始まる(2273m)

再び森の中に入り、10分ほど進むと車止め柵(17.13km・2273m)が現れ、石畳に変わります。130mほど進むと、車止め柵を越えてスバルライン口5合目・第1駐車場(17.26km・2290m)に出ます。

出たところには精進口の案内板が立っています。最後の歩道の坂を登り、山小屋が立ち並ぶスバルライン口5合目(17.42km・2305m)に到着です。


精進口・船津口最後の車止め柵


船津口登山道終点(2290m)


スバルライン口5合目(2305m)


河口湖口ルート解説



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