富士山の『三種の神器』
    
   

人から教えてもらった話ですが、富士山にも三種の神器があると言われています。

三種の神器とは、神の依代とする3つの宝物の事を指しています。天皇即位の際には三種の神器を所持し、皇位継承の際に代々伝えられていきます。日本最古の歴史書『古事記』にも記されて、源平合戦の壇ノ浦の戦いの際に安徳天皇と水没したなど様々な諸説が存在しています。

この三種の神器とは、
天叢雲剣(草薙剣)「あめのむらくものつるぎ」
八尺瓊勾玉「やさかにのまがたま」
八咫鏡「やたのかがみ」
のことを言います。

それでは富士山の三種の神器とはどれを指すのか。はいわずと知れた最高峰の剣ヶ峰勾玉はその形から山中湖のことです。

では、はどこにあるのでしょうか?それは、富士山頂の火口の中から見上げた空の形が鏡だそうです。お鉢の淵が鏡の縁となり、青空が鏡のように見えるということらしいです。

富士山写真家の大山行男さんの写真の中にも、火口の中からの夜空の写真があり、火口に縁どられた藍色の夜空は神秘的な光景でした。(大山行男さんのオフィシャルウェブサイトの中にも火口の中からの写真がありました。[2022/10/16])


剣(天叢雲剣)の剣ヶ峰



勾玉(八尺瓊勾玉)の山中湖



(八咫鏡)の大内院(カシミール3Dより)



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