山頂・お鉢廻り
   

■山頂・御鉢廻りの概要

富士山の山頂に登ると直径約780m、深さ約237mの大きな火口が口を開いています。その火口の外縁を1周することをお鉢巡りといいます。

火口が鉢状になっていてその周りを廻ることから『お鉢巡り』とか、火口の外縁には、剣ヶ峰・白山岳・久須志岳・朝日岳・伊豆ヶ岳・成就ヶ岳・浅間ヶ岳・三島ヶ岳の8つのピークがあり、この8つの峰を廻ることから『お八巡り』とかなど、様々な諸説があるそうですがよく分かっていないそうです。

また山頂を『芙蓉八朶<ふようはちだ>』や『八葉九尊』、『八葉蓮華』ともいわれていました。八葉九尊とは、仏教の胎蔵界曼荼羅の中台八葉院における八葉の蓮華上の四仏および四菩薩と、それら八葉の中央に坐する大日如来のことをいい、明治8年までは山頂の峰々は仏教系地名呼ばれていましたが、神仏分離令の影響により改名しました。

山頂・大沢崩れ源頭部から剣ヶ峰を見る


■山頂のルート解説

お鉢廻りは1周約2.4km、所要時間約1時間30分ほどで廻ることができます。両側が崖になって危険な箇所もあるので、強風や視界不良の時には中止して下山することをお勧めします

お鉢廻りはどちらからでも廻ってもいいのですが、ここでは一般的の浅間大社・奥宮を起点に時計回りに解説させていただきます。

ルートMAP

ルート断面図

山小屋情報
所要時間



山頂・御鉢廻り解説



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