山頂の名称変更

    

◆久須志神社〜銀明水間の3峰(朝日ヶ岳・伊豆ヶ岳・成就ヶ岳)の名称

以前の富士山を紹介している山頂の頂の並びは、久須志神社から時計回りで朝日ヶ岳→伊豆ヶ岳→成就ヶ岳と紹介されています。しかし、最近の並びでは成就ヶ岳→伊豆ヶ岳→朝日ヶ岳と変更されるようになってきました。

この件について所有者の富士山本宮浅間大社問い合わせたところ、これは近年世界文化遺産登録のこと等もあり、江戸時代の地誌『駿河国新風土記』に「コノ頂上八葉トモ、八朶トモ云テ、嶽ノ名八ツアリ。ソノ名一定ノ説ナク、又峰ノ数八ツアルニモアラズ。コマカニカゾヘバ、十二バカリナリト言ウ。」、また明治八年に富士山内の仏教的地名の変更が行われている等、昔から一定していなかった名称を環境省と協議をし、決定したものが現在のものだそうです。

現在の並びは、明治以降に官幣大社浅間神社発行の絵葉書(タイトルの絵)などが元になっているそうです。


朝日ヶ岳改め成就ヶ岳


伊豆ヶ岳は変わらず


成就ヶ岳は朝日ヶ岳に



◆浅間ヶ岳と駒ケ岳

奥宮そばにある八岳の駒ケ岳ですが、以前に駒ケ岳と浅間ヶ岳は同じもので、廃仏毀釈の時に浅間ヶ岳に変わったと教えられており、地図もそのようになっていました。しかし、変更された配置ではお鉢のコースの外側が駒ケ岳、大内院側の奥宮の横にあるのが浅間ヶ岳となっています。以前より、奥宮の横にある頂には鳥居はあるのに詳細は不明で、名称が気になっていました。

しかし、富士山は山頂を『芙蓉八朶』や『八葉九尊』、『八葉蓮華』などと胎蔵界曼荼羅に例えていますが、実際に山頂にある頂の名称は10箇所あり、どの頂にどの菩薩が祀られていたのか更にわからなくなった気がします。


駒ヶ岳



浅間ヶ岳



横から見た浅間ヶ岳と奥宮



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