富士山に持っていく物

    

■服装類

Tシャツ 汗が乾きやすい化学繊維素材の物がいいです。替えのシャツも忘れずに。
長袖シャツ 肌寒い時や、日差しが強いとき日焼けしないように。
ズボン 伸縮性のある動きやすいズボン。ジーパンのような硬いのはやめた方がいいです。
靴下 厚手の化学繊維かウールの物がいいです。濡れた時のために替えも忘れずに。
雨具 上下セパレートタイプの雨具がいいです。登山用のがいいですが、普段登山しない人なら安物で十分。ポンチョタイプは風でめくれるのでやめた方がいいです。寒い時には防寒具としても使えます。
防寒具 セーターやウインドブレーカーなど。夜間登山となると登ってる最中はいいですが、山頂で御来光待ちしてると真冬並みの寒さで、強風が吹くと体感温度は氷点下を感じます。
タオル 数枚もっていき鉢巻や防寒の襟巻き、砂走りではマスク代わりにも使えて使用用途は広いです。
手袋 基本的に軍手で十分ですが、雨が降った時には余計に冷たくなるので防水使用のものがあるといいです。グリップ付きの軍手が物を持つときには疲れにくいです。
帽子 日差しがきついのでつば付きのものがいいですが、風も強いので飛ばされないようにクリップをつけるといいです。
サングラス・ゴーグル 紫外線対策に。ゴーグルはコンタクトレンズ使用者は砂を防ぐのに必須アイテムです。



■行動装備類

ザック 20〜30Lぐらいのパット入りのショルダーベルト・ヒップベルトの物が疲れにくいです。始めは手軽に登れるので、ショルダーバックとか手さげとか持ってる人いますが両手使えないと後で苦労するのでやめたほうがいいです。
ザックカバー 雨が降ってきた時に荷物が濡れないよう、ザックのサイズにあった物があるといいです。
岩場など歩くのでスニーカなど底の柔らかい靴は疲労がたまりやすいので、ハイカットのトレッキングシューズがいいです。
スパッツ 下山特に砂走りを歩く時、靴の中に砂が入らない様に。
食料 どちらも山小屋で手に入るので、荷物を減らすのに少量だけ持って行くのもひとつの手です。ただ上のほうに行くほどどんどん値が高くなります。
飲料水
杖・ストック 下山時に非常に役立ちます。伸縮式のストックなら使わないとき邪魔にならずにしまうことができます。また、現地で金剛杖を買い焼印押してもらうといい記念になります。
懐中電灯 夜間時の必須アイテムです。日帰りでも距離の長いコースや、ペースによっては暗くなるので必ず持って行きましょう。普通の懐中電灯だと手がふさがるので、ヘッドライトのほうがいいです。購入する時はLEDライトをおすすめします
マスク 強風時や砂走りのとき口の中に入らないようあるといいです。タオルやバンダナでも代用できます。
サポーター 膝やかかとなどに不安がある人はあると痛みが軽減されます。
時計(高度計) 行動時間を知るために持って行きましょう。特に5合目以下は高度計があると便利です。
地図・コンパス コースや位置を知るために持って行きましょう。
GPS携帯ナビ 現在地を見失ったときや、記録を残すには非常に役に立ちます。



■その他の小物類

携帯電話 山小屋などへの連絡手段として、非常に有効なので持って行きましょう。メーカーによっては通じないものもあるので注意を。また上のほうに行くほど、寒さで電池の減りが早いです。
ビニール袋 ゴミや濡れたものを入れるのに使います。自分で出したゴミは必ず持ち帰りましょう。
ティッシュペーパー 水溶性のティッシュペーパーを選んでください。顔を拭くのにウェットティッシュがあると便利です。
耳栓 山小屋泊のとき、安眠するのにあるといいです。
筆記用具 何かメモするのに持っていくといいです。
カメラ・フィルム デジカメなどはバッテリーの減りも早いので注意。
ついてない山小屋もあるので、コンタクトレンズの人は持って行きましょう。
日焼け止め 強い日差しの時は必需品です。以前塗らずに登ったら酷いことになりました。
医薬品 救護センターはありますが、必要最低限の絆創膏や頭痛・腹痛薬など持って行きましょう。
携帯酸素 高山病の治療に。ただ一時的なことらしいので高山病になったらその間に下山するようにしましょう。1500円ぐらいですが山小屋でも売っています。
使い捨てカイロ 夜間登山の時、渋滞や御来光待ちの時にあるといいです。
健康保険証 怪我した時には必要になるので用意しましょう。
100円玉 トイレを使用するのに100〜300円必要になります。多めに持っていきましょう。



TAJI様のサイト『富士登山の服装・装備・持ち物の初心者向け準備ガイド』では、さらに細かくどのような物を持っていけばいいか詳しく解説しています。


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